準備完了

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

テラス修復の大工作業、二日で終了!
あとは色を塗れば完成だね。明日晴れていたら仕上げにかかりますか。

水も電気も復旧してるし、客室のガラスも直ったし、これでようやくゲストを迎える準備完了です。

さて、今日の佐渡の写真は「ナベカ」。
ずっと撮りたかった種のひとつです。
ただ、水深1m前後という浅場にいるので、海が凪いでいないと撮影が難しいんですよね。

初日はナベカのいるポイントが“うねうね・にごにご”状態で、姿を確認するのがやっと。
でも翌日はかなり凪いだので、ようやく勝負できました。

ナベカは意外とシャイで、すぐ撮りにくい場所に逃げちゃうんですが、
そこをうまく“ちょちょい”と誘い出して撮影成功。
少し若い個体でしたが、撮れたのでヨシ!ということにしておきます。

 

天 気    晴れ

風向き    西の風

風 力    4~5

最高気温   20.1℃

最低気温   16.7℃

注意報/警報 強風・波浪注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


晴れは2日間たけかな

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

西高東低の冬型……。

おいおい、秋雨前線が消えたと思ったら、今度は西高東低の冬型って、秋の季節を飛ばしてないかい?
まぁ晴れたからテラスの修繕ができるので、良しとしましょう。

明日も晴れ、明後日から梅雨前線?低気圧?が戻って来る予報なので、修繕は二日計画で進行中。今日は予定どおり半分まで終了、明日も頑張りますか。

ただ、船の欠航が続いているうえに、台風の影響で物資が優先されているから、注文したパーツが全然届かないんですよね。
そういえば、佐渡島から送った機材もまだ届いていない。次の予定があるので、早く戻ってきてくれないと困るなぁ~。

さて、今日の佐渡島の写真は「チャガラ」です。

このハゼ、佐渡島のほとんどのポイントにいるんじゃないかと思うほど、あちこちで見かけました。
海藻の上にうじゃうじゃ群れているんだけど、水中ではチャガラ独特の体側の縞模様がまったく見えない。
「これ本当にチャガラかな?」と思うほどです。
でも、写真に撮ってみるとちゃんと縞模様が出るんですよね。

それにしても、あんなにたくさんいたのに、ヒレ全開の写真が一枚も撮れなかった。
ほんと、全然ヒレを広げてくれない困ったやつらです。

天 気    晴れ

風向き    西の風

風 力    4~5

最高気温   23.5℃

最低気温   18.7℃

注意報/警報 波浪注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


果たしてやる気は出るのだろうか

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

朝、雨も降っていないので「今日こそテラスの修復を始めるぞー!」とやる気マックス。
ところが、ドジャースで山本が先発すると知って、ちょっとだけ…と思って観はじめたら、あれよあれよという間に完投してしまいました。

気づけばお昼。
「まぁ、ご飯を食べて午後から頑張りますか」と支度を始めたところで、まさかの大雨。
その瞬間、やる気は見事にどこかへ消えていきました。

明日は西高東低の冬型になる予報。
これは間違いなく、明日こそテラスの修繕ができるでしょう。
きっと……。

さて、今日の佐渡島の写真はシズミイソコケギンポです。

この種、以前は八丈島にもたくさんいると思っていたのですが、実はシズミイソコケギンポの近似種、つまり別種で、まだ和名のついていない種類だったことが分かりました。
本物のシズミイソコケギンポは、日本海側の佐渡島に多く生息しているという情報を以前から聞いており、今回のターゲットのひとつでした。

確かに、現地ではいろいろな色合いのシズミイソコケギンポが見られました。
顔だけの写真もコケギンポらしくて良いのですが、図鑑に掲載する以上はやはり全身の姿も必要です。

そこで、ちょいちょいっと出てもらい、しっかり撮影。
撮り終えると、彼はそそくさと元の穴へ戻っていきました。
ご苦労さま。

えっ、「どうやって出したのか」って?
それは――企業秘密です。

天 気    曇りのち雨

風向き    東南東の風

風 力    4~5

最高気温   25.2℃

最低気温   21.3℃

注意報/警報 波浪・雷注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


33年、ご苦労様

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

秋雨前線が停滞し、八丈島は雨が降ったり止んだりの繰り返しです……。
って、今もう10月下旬なんですけどね。本来なら秋も深まり、紅葉が見頃を迎える時期です。なのに秋雨前線ですか。

秋雨前線って、夏の太平洋高気圧と北からの冷たい空気がぶつかってできるものなので、普通は8月の終わりから9月くらいに現れる前線なんですけどね。
どうやら、今年は秋の季節がすっかり短くなって、夏から一気に冬へ突入する勢いです。

おかげで、テラスの修復をしようにも雨で手がつけられません。材料はすでに用意してあるんですけどね。
そうそう、テラス中央にあった2本のケンチャヤシのうち、1本は台風で折れてしまいました。折れたヤシはもう復活することがないので、チェンソーで切って片付けました。
レグルスオープン当初に植えたものなので、33年。長い間お疲れさまでした。

さて、今日の佐渡島の写真はアサヒハナハゼです。

八丈島にいない種類といえば、カジカ科が代表的です。今回の撮影目的も、まさにそのカジカ科。
それにしてもこの手の魚は、ノコギリ目のような海藻の中に潜んでいるので、左手で海藻をかき分けながら、被写体に海藻がかぶらないように撮るのが大変でした。
でもヒレをよく広げてくれるので、海藻さえうまく処理できれば、意外と撮影はスムーズでした。

天 気    雨時々曇り

風向き    東の風

風 力    4~5

最高気温   25.2℃

最低気温   19.6℃

注意報/警報 波浪・雷注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


10月31日まで休業致します

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

佐渡島から戻ってきました。思惑どおり、レグルスの断水は無事に解消されていましたが、まだ断水が続いている地域も多く、苦労されている方も少なくないようです。その影響もあってか、漁協の浜止めは延長され、10月31日までは神湊の港内でしかダイビングができないことになりました。
それまでは、壊れてしまったテラスの修繕でもしながら過ごしますね。

さて、ダイビングの仕事がなくなってしまい、しかも断水中ということで、この機会に「日本海の魚たちを撮りに行こう」と思い立ちました。そこで佐渡島の F.WAVE の本間さんに「明後日行ってもいいですか?」と電話したところ、快く受け入れていただきました。本間さん、本当にありがとうございます。

もちろん、機材を事前に送ることもできなかったので、スーツケースに機材とカメラ道具一式を詰め込み約30キロ、さらにショルダーバッグに10キロを抱えて移動しました。八丈から羽田へ、そして東京駅から新幹線で新潟へ。さらにバスで港に向かい、船で佐渡島へ渡るという行程。朝9時に出発して宿に着いたのは夕方7時ごろ。およそ10時間の長旅でした。
いやぁ、自分でもよく行ったものだと感心しました。

というわけで、しばらくは佐渡島で撮影した魚たちを紹介していこうと思います。

まず最初にご紹介するのは、今回ぜひ撮りたいと思っていた ウミタナゴ です。
子どものころ、よく釣りでウミタナゴを釣っていたのを思い出します。銀色に輝く体がとてもきれいな印象だったのですが、実際に水中で見てみると、思いのほか地味な色合いで、最初はウミタナゴとは思わないほどメバルっぽい色でした。撮影中も「本当にウミタナゴなのか?」と戸惑いましたが、頬の黒点の特徴で間違いないと確信。これで図鑑のリスト入りが決定です。

やはり日本海の魚たちは八丈島では見られない種類ばかりで、ワクワクが止まりませんね。

天 気    雨

風向き    東北東の風

風 力    4~5

最高気温   20.2℃

最低気温   18.0℃

注意報/警報 大雨・強風・波浪注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


八丈島TODAYのお休みのお知らせ

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

報道の影響は本当に大きいですね。まるで全島が水も電気もなく、家も壊れてしまっているような印象ですが、実際には一部の地域だけで、被害が少なく普段どおりの生活をしているところも少なくありません。

いろいろな方から「カンパをしたい」というお申し出をいただいておりますが、レグルスは幸いにも被害はほとんどなく、それも保険で対応できる範囲ですので、まったく問題ございません。
お気持ちだけ、ありがたく頂戴いたします。本当にありがとうございます。

ぜひまたダイビングにいらして、思いきり楽しんでください。皆さまに楽しんでいただけるよう、全力でガイドいたします。

ただ、現在も断水が続いており、また21日までは浜止め(船の出し入れができない状態)のため、ダイビングはできないルールとなっています。そのため、しばらくお休みをいただくことにいたしました。

片付けもひと段落し、水の調達も大変な状況ですので、明日から佐渡島へ図鑑用の写真を撮りに行くことにしました。戻りましたら、八丈島では見られない魚たちの写真をお見せしますね。

そのため、しばらくの間「八丈島TODAY」もお休みとさせていただきます。

さて、今日ご紹介する写真は「ナガセハゼ」です。泥地を好むハゼで、八丈島では神湊で見られていました。
「見られていました」と過去形なのは、現在その場所にはモウミウシたちの餌となる藻がたくさん生えており、泥地に棲むハゼたちが見られなくなってしまったためです。

今だったら、もう少し良い図鑑写真が撮れるのですが……残念です。

天 気    曇り時々雨

風向き    北東の風

風 力    3~4

最高気温   21.9℃

最低気温   20.7℃

注意報/警報 波浪・雷注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmワンピース


営業停止のお知らせ

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

今度は台風23号が八丈島にやって来ます。22号ほどの勢力はありませんが、それでも暴風域を伴った立派な台風です。八丈島を直撃する時間帯は、22号のときと同じく朝方になりそうです。今回も台風対策は怠りません。

本当は、この台風が過ぎれば通常営業に戻れるかなと思っていたのですが……。考えてみたら、23号の爪痕がかなり深く、レグルスでは昨日から断水になってしまっています。

台風直後はまだ水が出ていたのですが、だんだんと勢いが弱まり、最後はちょろちょろ程度に。慌てて出るうちに水を溜め込んでおきました。
水が出ないということは、水を扱う商売であるダイビングショップにとっては致命的です。

仕方ありません。水が出るまでは営業停止にするしかないですね。
いつ復旧するかなぁ……。水が出たら、営業再開のお知らせをしま~す。

さて、今日の写真は春先からずっと居ついているダンゴオコゼです。
彼の住まいはサンゴの隙間なので、図鑑に載せられるような横位置の生態写真はなかなか撮らせてくれません。先日、台風前に一度一眼で撮ってみたのですが、やはりこんな仕上がりに。でも彼の性格がわかってきたので、次こそは横位置の写真を狙ってみようと思います。

ただ……今回の猛烈な台風22号を乗り越えられたかどうか、ちょっと心配です。

天 気    曇り時々雨

風向き    南の風

風 力    5~6

最高気温   25.6℃

最低気温   22.7℃

注意報/警報 大雨警報・強風・波浪・雷注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmワンピース


早く元のライフラインに戻りますように

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

台風22号の傷跡はかなり深刻で、屋根が飛ばされてしまった家や、壁が剥がれてしまった家があちらこちらで見られます。倒木も多く、道路が遮断されている場所もあり、信号機はあさっての方向を向き、標識やカーブミラーなどが道端に転がっていました。

それらの光景を見ると、レグルスは本当に大した被害がなかったのだと痛感します。とはいえ、折れたヤシの木の片付けや、テラスの割れた材木の処理などで少し大変ではありました。

ようやく片付けも終わり、手を洗おうとしたところで——水が出ません。今まで普通に出ていたのに、突然の断水です。電気も問題なく通っていて、水も出ていたので、そろそろ日常が戻るかと思っていたのですが、そう簡単にはいきませんね。

さて、水道が復旧するのはいつになるでしょうか。

そんなことを考えながら「TODAY」を書いていたところ、若い頃に一緒に遊んでいた友人から電話がありました。おそらく30年ぶりくらいです。声は変わっていませんでした。テレビで八丈島の台風被害の映像を見て、心配になって連絡してくれたようです。

まぁ、テレビで流れる映像というのは、どうしても被害のひどい場所ばかり映しますから、八丈島全体が大変なことになっているように見えてしまうのも無理はありません。

でも、久しぶりにその友人と話ができたので、ヨシとしましょうか。

さて、気を取り直して今日の写真はこちらです。

ハタタテサンカクハゼ。八丈島ではかなりポヒュラーなハゼで、ちょっとした岩陰の砂だまりを見るといます。でも沖縄方面で見る背びれがぴょーんと伸びている子は見かけたことがありません。

もしかしたら八丈島の子と沖縄方面で見られる子って別種になっちゃんじゃないかなと思っています。ちゃんと調べているわけではなく疑っているだけですけどね。

天 気    曇りのち雨

風向き    南の風

風 力    3~4

最高気温   23.6℃

最低気温   20.8℃

注意報/警報 雷注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmワンピース


台風22号は凄かった

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

台風22号が夜中にやって来ました。しかも、これまでに経験のないほどの勢力でした。

暴風域に入ると、2階で寝ていることもあって、まるで震度2〜3の地震が何度も続くような揺れ。風で家全体がきしみ、雨戸を閉めていてもロックをしていないと風圧で開いてしまうほどでした。初めて「雨戸のロックって本当に大事なんだ」と実感しました。

朝になって風が少し落ち着いたので外の様子を見に出てみると、自宅は幸い大きな被害はありませんでしたが、レグルスの充填所の上にある干場が破壊されていました。あそこは今までどんな台風でも壊れたことがなかったのに…。さらにテラスのフェンスも所々で壊されていました。

驚いたのは、正面玄関のガラスが粉々に割れていたこと。そしてテラスのヤシの木が一本、真ん中から折れて歩道に倒れていたことです。台風でガラスが割れたのも初めてですし、ヤシの木が折れるなんて…本当に信じられないほどの強風だったんですね。

今日は一日中片付けに追われましたが、到底終わるわけもなく。自宅も含めて、完全に元通りにするにはあと何日かかることやらという状況です。

災害保険会社に電話をしても八丈支店は繋がらず、ガラス屋さんにも連絡がつきません。停電しているので、仕方ないですね。

とはいえ、命に別状はありませんし、被害も保険でカバーできる範囲ですので、ご安心ください。

ガラスが割れて店内がびしょびしょ・・・。

天 気    大雨のち晴れ

風向き    北東、北、北北東

風 力    10~8

最高気温   26.0℃

最低気温   21.0℃

注意報/警報 大雨・波浪警報 強風注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmワンピース


「日本のイカ・タコ」図鑑

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

台風22号がものすごい勢力で近づいています。
まだ強風域にも暴風域にも入っていませんが、雨だけはかなり激しく降っています。ワンコたちの散歩にも行けません……。

さて、写真家の阿部さんが、なんと23年ぶりに『日本のイカ・タコ』の新しい図鑑を出版されました。
23年前の初版でもアオリイカの写真を提供しましたが、今回の新しい図鑑にも再びアオリイカの写真を提供させていただきました。
当時は「アオリイカ(俗称:赤いか)」とされていましたが、今回は「アオリイカ(アカイカ型)」という表記に変わっています。
当時から「別種ではないか」と言われていましたが、現在も学名は sp. のまま、和名すら付いていません。おそらく、まだ別種とする決定的な根拠が見つかっていないのでしょうね。

今回掲載していただいた写真は、メスをめぐってオス同士が争う迫力のシーンです。
毎年6月頃になると、メスを失った孤独なオスが、他のペアのメスを奪おうとする姿が見られます。
その争いは本当に大迫力なんです。

そして、その写真のクレジットを見ると……
「加藤 晶一」と書かれていました。
あら、名前の漢字が違いますね。正しくは「加藤 昌一」です。

私も以前、図鑑で写真提供者のお名前の漢字を間違えたことがあるので、阿部さんも「しまった!」と思われているんじゃないかなと思います。
でも、まったく気にしていませんのでご安心を。ローガンズ(老眼)ですから、「晶一」も「昌一」に見えますし、そもそもクレジットなんてなくても構わないと思っています。

それよりも、現在取り組んでいる大図鑑にたくさんの写真を提供していただいていることの方が、ありがたい限りです。

それにしても、『日本のイカ・タコ』は収録種の多さもさることながら、どの写真もクオリティが高く、圧倒されるほどの仕上がりです。
ぜひ、皆さんもAmazonでポチッとしてみてください。

天 気    雨

風向き    東北東の風

風 力    5~6

最高気温   25.5℃

最低気温   23.2℃

注意報/警報 強風・波浪・雷注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmワンピース