和名が付いたよ

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

台風22号が来る前以来、ちょうど一ヵ月ぶりのナズマドです。
回収のタイミングを逃して水中に残してしまった水底側のエントリーロープは、22号・23号と立て続けに来た台風で、きっとぶっちぎれて跡形もなくなっているだろうと思っていました。
ところが、まったく問題なく元の場所にありました。あの荒波によく耐えましたね。頑張ったエントリーロープに拍手です。

久しぶりのナズマドだったので、台風前にいた子たちの様子を確認していくと――まぁ当然ながら、いなくなっていました。

でも、馬の背沖のピグミーシーホースのペアは元気でした! あの台風を乗り切るとは、なんともたくましい子たちです。
そうそう、この子たちには正式に「コダマタツ」という和名が提唱されました。

和名の由来は、ウミウチワを樹木に見立て、その樹木に宿る精霊「木霊(こだま)」を連想させることから名付けられたそうです。そう、映画『もののけ姫』に出てくる木霊ですね。
まぁ、姿はまったく似ていませんが(笑)、なかなかセンスのある素敵なネーミングだと思います。

そんな「コダマタツ」を、KKさんに撮っていただきました。

天 気    晴れ

風向き    北東の風

風 力    3~4

最高気温   22.6℃

最低気温   12.3℃

注意報/警報  ー

透明度    15m~20m

水 温    21℃~22℃

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


今日からガイド

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

さーて今日はガイドだぁ~!ナズマドだぁ~!と思ったら、朝方北寄りの強風でナズマドは入れませんでした。
気を取り直して八重根を2本、乙千代ヶ浜を1本潜ってきました。

それにしても、ツムブリの群れにムロアジの大群、そこへ突っ込むヒレナガカンパチやらツバメウオの群れやら――相変わらず騒がしい海でした。

今回のゲストのうち、お一人が2本目で通算1300本とのこと。
記念に「1300本おめでとう」と書いたボードを持って写真を撮ってほしい、というリクエストでした。
せっかくなので、いろんな場所で記念写真を撮ってあげました。

でもね、ハナミノカサゴと一緒に撮ろうとすると避けるんですよ。
仕方なく呼んで撮ろうとしたら、今度はハナミノカサゴを私の方に寄せてくるし……。
どうしてだろうと思って上がってから聞いたら、「ブログ用に写真を撮ってるんだと思ってました」とのこと。なるほどね(笑)

というわけで、3本目は撮り直し!
今度はバッチリいい写真が撮れました!顔はナイショ。。

天 気    晴れ

風向き    北東の風

風 力    3~4

最高気温   20.9℃

最低気温   13.9℃

注意報/警報 波浪注意報

透明度    ー

水 温    ー℃

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


とても重要です

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

ダイバーにとっては、まったく相手にしない魚かもしれないウマズラハギ。
出会っても「背景の一部」としか思わないでしょうが、釣り人にとっては馴染みのある魚ですよね。

とはいえ、釣り人にとっても「カワハギの外道」くらいの扱いかもしれません。
まぁ、これはあくまで私の個人的な見解なので、気にしないでください。
特にウマズラハギくん本人には悪気はありません。

それにしても、佐渡島のウマズラハギってずいぶん茶色いんですね。
もしかしたら、ノコギリ目などの海藻の色に擬態しているのかもしれません。

この色彩バリエーションは図鑑にとっても重要な事かもしれないです。なのでもちろんストックに追加です。

さて明日からガイドかな。ナズマドが入れるとよいなぁ~。

天 気    曇りのち晴れ

風向き    東北東の風

風 力    3~4

最高気温   20.6℃

最低気温   15.1℃

注意報/警報 強風・波浪注意報

透明度    ー

水 温    ー℃

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


つくづく感じること

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

そろそろ佐渡島で撮った写真も終わりに近づいてきました。
4日間で12ダイブ、初めて撮れた種はおよそ30種くらいかな。

目的にしていた魚たちもほとんど撮影できて、今回の佐渡島はなかなかの成果でした。

やっぱり、これまで見たことのない魚に出会えた瞬間の興奮はたまりませんね。

それに八丈島では幼魚しか見られない種でも、地域を変えると若魚や成魚がゴロゴロいるので、成長ステージを追えるのが本当に面白いんです。

これぞダイビングの醍醐味……いや、違うかな。
ダイビングはあくまで手段であって、やっぱり魚のことを解明していくのが本当に好きなんだなぁ~と、八丈島以外の海に潜るとつくづく実感します。

さて、今回の佐渡島の写真はコブダイです。

佐渡島といえばコブダイが有名ですね。
もちろん、多くのダイバーが狙うのは巨大で立派なオスですが、私が狙っていたのはその若いステージ。欲を言えば、体側の白線がもう少し薄くなった若魚を撮りたかったのですが、今回は出会えませんでした。
また日本海に行く機会があったら、改めて狙ってみたいと思います。

天 気    曇りの雨

風向き    東北東の風

風 力    3~4

最高気温   19.5℃

最低気温   16.3℃

注意報/警報 強風・波浪注意報

透明度    ー

水 温    ー℃

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


テラスの張り替えはこれで最後かな

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

よし、テラスの張り替えをしよう。

そう決めたら、まずは材料を注文。今日はテラスの板をバリバリと剥がして、あとは材料が届くのを待つだけとなりました。
今回注文したのは、雨に強い“セランガンバツ”という木材。これでもう、テラスの張り替えをしなくて済みそうです。

さて、今日の佐渡島の写真はヨロイメバルです。

“メバル”というと中層をポカーンと浮いているイメージですが、このヨロイメバルは底でじっとしているタイプ。名前はメバルでも、ほとんどカサゴという印象です。
まぁ同じフサカサゴ科ですから、呼び方の違いくらいのものですね。テンジクダイ科でいうところの、何々テンジクダイとか何々イシモチ、みたいな感じかな。

天 気    晴れ

風向き    西の風

風 力    3~4

最高気温   21.2℃

最低気温   13.8℃

注意報/警報 波浪注意報

透明度    ー

水 温    ー℃

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


解明するのって楽しい♪

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

佐渡島に行ったとき、旅館で久しぶりに体重計に乗ったら、なんと65kg。
「あれ? これ壊れてるんじゃないの?」と思い、帰ってから自分用の体重計を買おうと調べてみました。

せっかくだから、体脂肪率や骨密度、内臓脂肪なんかも測れるタイプがいいな~と思い、いろいろ総合的に測定できる体重計を注文してみました。

さっそく測ってみると、67.9kg。
やっぱり旅館の体重計は古かったんだなぁと思いつつ、体脂肪率や内臓脂肪レベルなどをもとに算出された“体内年齢”を見てビックリ。

なんと47歳! なんか嬉しい。。

さて、佐渡島ではメバル類の成魚をたくさん見てきたので、今度は八丈島で撮ったメバル類の幼魚を見返してみたら――あらら、なんとなく見えてきました。

この子がシロメバルの幼魚なんですね。

胸鰭の軟条は17本。腹びれや尾びれが少し黄色くなるのが特徴です。

もう少し小さい子がこちら。

もちろんこの子も胸鰭軟条数は17本で、各鰭が黄色くなるのがシロメバル幼魚の特徴。

これでシロメバルの各ステージが判明して、ちょー満足です。

でも、「それ違うんじゃないの?」というご意見がありましたら、ぜひコメントくださーい!

天 気    晴れ

風向き    西の風

風 力    3~4

最高気温   21.2℃

最低気温   13.8℃

注意報/警報 波浪注意報

透明度    ー

水 温    ー℃

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


一ヵ月ぶりの八丈島

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

連休でしたが、ほとんどのゲストがキャンセルとなり、この日はお一人のガイドとなりました。

リクエストは「細かいものは見ず、地形と水中散歩」。
自前の水中スクーターを1台シリンダーに装着し、もう1台は手持ちという2台持ちの装備です。
このスタイルなら八重根沖をぐるぐる回って、アーチをくぐって戻ってくるコースも楽々。

2本目は、スクーターなしでは行けないヤケンヶ浜へ。
昔は「遠泳」と称してよく行ったポイントですが、今では泳いで行くダイバーもいなくなり、すっかり足が遠のいていました。
沖ではテングダイが20匹ほど群れ、さらに今日はイシガキダイの大群、なんと200匹ほど!
本当に素晴らしいポイントなんですが……エントリー口からの距離がありすぎるのが難点です。

ところで、八丈島で最後に潜ったのは台風22号が来る前の10月6日。
気づけばもう1ヵ月近く潜っていなかったんですね。こんなに間が空いたのは初めてかもしれません。

水温は1ヵ月前には26℃もあったのに、今日は21℃。
この急激な水温の下がりっぷりには驚きました。

そして、八重根の沖にある「クマノミ城」と呼ばれていた場所は、イソギンチャクがほとんどなくなっており、今はサンゴイソギンチャクが2つ残るのみ。
それぞれのイソギンチャクには、大きめのオスと小さめのオスが1匹ずつ住みついていました。

ところが今日見に行くと、大きなオスのところにメスがいて、しっかり夫婦になっていたのです。
もともといたオスが性転換してメスになり、新たなオスを迎えたのか、新たなメスがやって来たのかは分かりませんが、ちょっとうれしい発見でした。

天 気    晴れのち曇り

風向き    西の風

風 力    3~4

最高気温   19.8℃

最低気温   15.8℃

注意報/警報 ー

透明度    25m

水 温    21℃

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


思ったらすぐ行動

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

よし、女川に行こう!!! と、突然思った。

思ったら即行動です。阿部ちゃんに紹介してもらってショップも宿も決め、ルートも確認。意外と近いなと思いながら予定を立てて、予約完了!!! 思い立ってから数時間で全て完了しました。

水温が10℃らしいのはちょっと気になるけど、今から楽しみです。

さて、こちらは佐渡島で撮ったシロメバル……いや、クロメバルかな。環境的にはシロメバルだと思うんだけど、見た感じはクロメバルっぽいですね。
こうなったら胸鰭の軟条数を数えよう! 1本、2本、3本……16本? いや、17本にも見える。えーい、わからん。ということで、環境的にシロメバルということにしました。あとは専門家にお任せしよっと。

天 気    曇り時々晴れのち雨

風向き    東北東の風

風 力    5~6 また瞬間最大風速が20m近く吹いてます・・・

最高気温   24.0℃

最低気温   19.6℃

注意報/警報 強風・波浪・雷注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


営業再開のお知らせ

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

浜止めは 11月1日に解除される見込み となっていましたが、この浜止めは11月10日まで延長となりました。しかし、ダイビングに関しては11月1日からビーチダイビングに限って出来るようになりましたので、レグルスダイビングでは通常通り営業いたします。
宿泊施設や飲食店に関しては、個々に直接お問い合わせ願います。スーパーに関しては通常営業しています。

さて、今日の佐渡島の写真は クロメバル です。
アカメバル・クロメバル・シロメバルの三種の写真を撮ることも、今回の目的のひとつでした。
さすが佐渡島、成魚は至るところでたくさん見られました。

一番多かったのはアカメバル。見た瞬間に「アカメバルじゃん」とわかるほど特徴的でした。
そのすぐ近くには「クロメバルじゃん」と同じくわかりやすい個体が。
どちらの種も、潮通しの良い開けた根の上で堂々と中層を群れていました。

「へぇ〜、こんな感じでいるのね」と生息状況も確認でき、これで三種の識別も完璧かなと思っていたのですがーーー

シロメバルを見るまでは…。

天 気    曇り時々晴れのち雨

風向き    東北東の風

風 力    5~6 また瞬間最大風速が20m近く吹いてます・・・

最高気温   24.0℃

最低気温   19.6℃

注意報/警報 強風・波浪・雷注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ


驚きの生態

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

昨日の夜から、まるで台風かと思うほどの強風が吹き荒れました。
北東の風、最大瞬間風速22m……。まじで凄かった。もちろん船は欠航です。明日は来るのかなぁ~。

いろいろと頼んでいるものが届かず、ちょっと困り気味です。

さて、今日の写真はオビアナハゼのメスです。

調べてみると、オビアナハゼのオスは第一背びれの先端にある棘が2本から3本ほど長く伸びるのに対し、メスは伸びません。オスとメスでは見た目の特徴が違うようです。

ということは、もしかして雌雄異体ってこと?
どんな生態をしているのかなぁ~と興味が湧いたので調べてみたら、驚きの生態でした。

なんとこの魚、魚類では珍しく「交尾」をするのです。
しかも交尾してもメスの体内で受精するのではなく、メスのお腹の中に精子を“貯蔵”します。

そして約2か月後、メスはカイメンの中などに卵を産みつけ、そのとき一緒に貯蔵していた精子を放出。
卵と精子は海水に触れた瞬間に受精するのです。

びっくりの生態ですよね。
どうしてそんな面倒くさいことをするのでしょう?
体内で受精しちゃえばいいのに……と思うのですが、きっと何か理由があるのでしょうね。

知っている方、もし詳しい方がいたら教えてください。
――というわけで、他力本願を発動します。

 

 

天 気    曇り一時晴れ

風向き    北東の風

風 力    5~6

最高気温   22.0℃

最低気温   15.5℃

注意報/警報 波浪注意報

透明度    ー

水 温    ー

スーツ    6半 5mmツーピース ドライスーツ