「 水中写真 」一覧

もうすぐ暑さともお別れだね

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

今日は何だか外が肌寒く、秋を感じさせる陽気でした。
水温もぐっと下がり、26~27℃とここ数日より3~4℃低くなったため、5mmワンピースのウェットスーツでは少々寒く感じます。
そこで午後からは6半のウェットスーツに着替えて潜ってきました。

暦の上ではすでに秋ですが、連日夏のような陽気が続いていたので、今日はやっと「本当の秋」を実感した一日。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、もうすぐ秋のお彼岸。いよいよ暑い日ともお別れですね。

さて、本日の写真は卵を必死に守る「ほにゃらら」。
この「ほにゃらら」という表現にピンとくる方は、間違いなく昭和世代でしょう。

さあ、ここでクイズです!
この「ほにゃらら」、何という魚だと思いますか?

天 気    雨のち曇り

風向き      北東の風
風 力    3~4

最高気温   27.2℃

最低気温   24.4℃

注意報/警報  ー

透明度    25mm

水 温    26℃~27℃

スーツ    5mmワンピース、3mmワンピース


自然の流れかな

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

南西の風が強く吹く予報だったので、今日は東側のボートダイビングへ行ってきました。

ポイントは定番の「局長浜」と「イデサリヶ鼻」。

局長浜では久々の“超激流”ダイビング。船長が心配して何度も頭上を旋回していましたが、そんな心配をよそに、私たちはその激流をしっかり楽しんできました。

イデサリでは、相変わらずツバメウオの大群が登場。ゲストが「胡蝶蘭がたくさん浮いているみたい」と表現していて、なるほど確かに!とてもいい例えでした。

今日の写真はアオノメハタ。昔はとても珍しいハタの仲間でしたが、最近ではすっかり普通種になっています。
水温が例年より高いわけでもなく、つい最近まで冷水塊もあったので、温暖化の影響というより、ただ種の入れ替わりが起きているだけなのだと思います。これも自然の流れですね。

天 気    晴れ

風向き      西南西の風
風 力    3~4

最高気温   30.7℃

最低気温   27.3℃ 全国ランキング5位だって。ちょっと驚きの最低気温なんですけど。

注意報/警報  ー

透明度    25m~30m

水 温    29℃

スーツ    5mmワンピース、3mmワンピース


使えるコンデジ

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

ナズマドは今日までかなぁ~。

南西の風がだいぶ強く吹いてきましたが、なんとか午後までは潜ることができました。

水中は相変わらず29℃と暖かく、今日到着したゲストは「暖かすぎて気持ち悪い」と言っていたほど。
最近はコンデジ(TG-6)をぶら下げて潜ることが多く、「もしかしたら図鑑に載せられる種類が撮れるかも」と密かに思っています。

これがなかなか良い成果を上げていて、すでに何種類かは使える写真をキープできています。
「コンデジで撮った写真が図鑑に使えるんですか?」と思うかもしれませんが、まったく問題ありません。
アングルに気を付けて、しっかり寄って撮れば十分に通用するのです。

今日もそんな“使える写真”をキープできました。
被写体は、なんと2cmサイズのサツマカサゴのチビちゃん。
TGシリーズには顕微鏡モードがあるので、小さな被写体でも余裕で撮れてしまう。ほんとうに優れたコンデジですね。

天 気    晴れ

風向き      西南西の風
風 力    2~3 のち4

最高気温   31.4℃

最低気温   26.1℃

注意報/警報  ー

透明度    25m~30m

水 温    29℃

スーツ    5mmワンピース、3mmワンピース


タイミング

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

凪のナズマド。
これだけ穏やかだと、エントリー口の整備のおかげで出入りが本当に楽になったと実感します。

以前はアシストなしでは転んでしまうダイバーが多かったのに、今ではその必要がまったくありません。特に今日は初心者ダイバーでも安心できるほどの海況でした。

そんな日に偶然にも初心者ガイド。なんてタイミングがいいんでしょう。

ところが、こういう日に限って撮り直したかったモンダルマガレイが目の前を悠々と泳いでいたり、クロハタが横切ったり、ナメラベラの雌が「撮って撮って」とでも言うように誘ってきたり…。困ったものです。

結局、モンダルマガレイだけを一枚だけ撮影。もちろん時間はかけられないので一発勝負。
それでも仕上がりは大満足でした。

天 気    晴れ

風向き      北北東の風
風 力    2~3
最高気温   31.3℃

最低気温   24.9℃

注意報/警報  ー

透明度    25m~30m

水 温    28℃~29℃

スーツ    5mmワンピース、3mmワンピース


記念ダイブに見たかったウミウシ

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

今日はナズマドDAYです。南寄りの風が吹いていたので水面はバシャバシャしていましたが、うねりはなく、潮位も高かったため出入りは問題ありませんでした。

水中は29℃と暖かく、八丈ブルーに染まれています。ムナテンベラダマシの幼魚を見つけて大興奮していたところ、上がってからゲストに「興奮していたのは加藤さんだけですよ」と言われてしまいました。
いいもん、空いた時間に撮りに行っちゃうからね。…って、空いた時間あるかな?

さて、そのゲストからのリクエストはアオミノウミウシ。今日は南寄りの風で潮位も高く、水面にはたくさんの浮遊物がタイドプールまで入ってきていました。もしかするとアオミノウミウシも入り込んでいるかも、と水面休息中に見に行ったところ、まずは餌となるカツオノエボシを発見。
「これはもしや…!」と思い、本格的に探してみました。

すると、いました! 1cmほどの小さなタイヘイヨウアオミノウミウシを発見。ペットボトルを半分に切った容器に浮かせて撮影していると、ナズマドの駐車場にいたダイバーたちが集まってきて、いつの間にか撮影会が始まっていました。

よかった、よかった。

写真は、そんなゲストさんの記念すべき1200本ダイブの記念写真です。

天 気    晴れ

風向き      西南西の風
風 力    2~3
最高気温   30.6℃

最低気温   24.3℃

注意報/警報  ー

透明度    30m

水 温    28℃~29℃

スーツ    5mmワンピース、3mmワンピース


謎のイソギンチャク

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

久しぶりにボートで「中のママ」というポイントへ行ってきました。

このポイントでは、八丈島でしか見られないシンジュアナゴの大群が群生しています。
広い砂地からにょきにょきと顔を出す姿は、いわゆるガーデンイールの仲間です。

太さは小指ほどですが、長さは2m近くもあるため、砂地一面に海藻が生えているかのように見えるのです。
体色は黒っぽく、側線上には白い斑点が並び、その部分がまるで真珠のように輝いて見えることから「シンジュアナゴ」という和名が付けられました。

このシンジュアナゴが見られるのは、「中のママ」と小島の「宇津木」というポイントくらいでしょうか。
まさに八丈ならではのガーデンイールといえます。

さて、今日の写真はそのガーデンイールではなく、サンゴイソギンチャクです。
どぎついほどのオレンジ色に染まっており、おそらく共生している褐虫藻の影響かと思います。
不思議なことに、この鮮やかな個体は「中のママ」から「大越」、そして「月夜が鼻」周辺でしか見られません。
一体なぜなのか、とても興味深いですね。

※分布は、八丈島、八丈小島、台湾、海南島、ニュージーランド北部となっていますが、実際ダイビングで見られるかは不明です。

天 気    晴れ

風向き      南南西の風
風 力    2~3
最高気温   30.3℃

最低気温   25.3℃

注意報/警報  雷注意報

透明度    25m~30m

水 温    28℃~29℃

スーツ    5mmワンピース、3mmワンピース


イデサリも局長浜も凄かった!!

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

今日も東側でボートダイビングです。
代表的なポイント「局長浜」に加え、今日は「イデサリヶ鼻」というポイントにも行ってきました。ここには五方向から入れる変則的なアーチがあり、そのうちの一本だけは船のマストを倒したような形をしているのが特徴です。

そのアーチの中にはツバメウオの群れが集まり、まるで満員電車のようにギュウギュウ詰め。そこにダイバーも入り込むので、何が何だかよくわからないほどの賑わいでした。

二本目は「局長浜」。潜行すると、周囲一面ムロアジの群れに取り囲まれ、まるで生け簀の中に入ってしまったような気分に。そんな生け簀状態を抜け出し、ハナヒゲウツボに会いに行ってきました。相変わらず、青くてきれいな子でしたよ。

そして今日の写真は、何年ぶりかに観察できた子です。ヒントはまだ若いよ。
さて、何だと思いますか?

…とブログでクイズを出したら、先日いらしたゲストから「問題を出すのはいいんですけど、翌日のブログにはちゃんと答えも書いてくださいね」と言われてしまいました。
確かに、問題を出したら答えも書かないとダメですね。

天 気    土砂降りのち晴れ

風向き      南南東の風
風 力    2~3
最高気温   29.8℃

最低気温   25.6℃

注意報/警報  ー

透明度    25m~30m

水 温    26℃~29℃

スーツ    5mmワンピース、3mmワンピース


局長浜

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

今日は東側のボートダイビングに行ってきました。

東側のボートポイントは10か所ほどありますが、その中でもよく利用するのが「局長浜」というポイントです。船長も心得ているようで、最初の一本目は決まって「局長浜」。ポイントの希望を聞かれることもなく、そのまま船は局長浜へと走り出します。

このポイントは、沖に大きな根がそそり立ち、根の上は水深約20m。根を外れると水深30m、さらに沖側は70mほどまで落ち込んでいます。

大物が通ることもありますが、特筆すべきは魚影の濃さ。根の上ではキホシスズメダイやシロホシスズメダイ、アマミスズメダイの大群が乱舞し、周囲にはキンギョハナダイやハナゴイの大群も。さらに、ハナゴンベやフチドリハナダイの幼魚なども観察できます。

深場に下りれば、アカボシハナゴイの群れやオオテンハナゴイ、フチドリハナダイなどが見られますが、そこまで潜るダイバーは少ないようです。

今回の写真はハナヒゲウツボの成魚。今年も健在で、毎年このポイントで姿を見せてくれます。きっと同じ個体で、ここを住処にしているのでしょう。

さて、この子の寿命は何年くらいなのでしょうか。正確にはわかりませんが、多くのダイバーを長く楽しませてくれていることは間違いありません。

天 気    晴れ

風向き      西南西の風
風 力    2~3
最高気温   30.7℃

最低気温   25.9℃

注意報/警報  ー

透明度    15m~20m

水 温    26℃~28℃

スーツ    5mmワンピース、3mmワンピース

 


学生ガイドのち体験ダイビング

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

学生ガイド二日目。昨日は予定していたボートダイビングでしたが、海況が悪くボートが出せなかったため、急遽ビーチポイントのナズマドに変更となりました。
今日は海況も少し回復し、予定通りボートダイビングを楽しむことができました。

午後からは体験ダイビング。相変わらず底土のカメさんたちは、元気に海藻を食べながらのんびり暮らしています。そういえば、釣り糸が絡まっていたカメさんはどうしているのだろう…。しばらく姿を見ていないので心配です。

さて、明日からはガイドが続きます。どうやらボートダイビング三昧になりそうな予感です。

天 気    晴れ

風向き      西南西の風
風 力    2~3
最高気温   30.7℃

最低気温   25.9℃

注意報/警報  ー

透明度    15m~20m

水 温    26℃~28℃

スーツ    5mmワンピース、3mmワンピース

 


ダメ押しのダメ押し

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

底土で「ムスジコショウダイの幼魚いないかな~」と探していたら、まずはコロダイの幼魚を発見。
くねくねダンスは同じなんですけど、君じゃないんだよね。

さらに探しているとヒレグロコショウダイの幼魚も登場。
こちらもくねくねダンスは同じだけど、やっぱり君でもない。とりあえず写真だけは押さえておきました。

結局この日は本命に出会えず…。
やっぱりナズマドで見つけたムスジコショウダイの幼魚を撮りに行こうと決めました。

今日は学生さんたちのガイドの日。念のためチェックしてみると、台風前まで4匹いたはずが、なんと1匹だけに。
まぁでも1匹いれば十分。ガイドを終えたあと、こっそり撮影に行ってきました。

さーて、ファインダーを覗くと……
ガーン!!!!

そこにいたのはヒレグロコショウダイのおチビさん。サイズは2cmほど。
確認したときはムスジコショウダイだと思ったんですけどね。

ガックリして上がってきたら、ちょうどかん太がいたので「ヒレグロコショウダイだったよ」と伝えると、
「やっぱりそうでしたか」と笑われてしまいました。

小さいものが見えにくくなってきたのは……年のせいかな。
まぁとりあえず写真は撮ったけど、「口を開けた写真なので図鑑には使えないね」とみいさんに言われてしまった。
見事なダメ押しでしたね。

天 気    晴れ

風向き      南の風
風 力    2~3
最高気温   30.1℃

最低気温   23.4℃
注意報/警報  ー

透明度    15m~20m

水 温    28℃

スーツ    5mmワンピース、3mmワンピース