「 海況速報 」一覧

ガイドはナズマドで締め

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

8月最後のガイドはナズマドで締めくくりです。
5mmワンピースでも、深場に行かなければ水温29℃と快適に潜れます。

エントリー口の手摺りも一番下まで設置され、以前のようにアシストがなくても出入りがとても楽になりました。

さて、週末からは体験ダイビング。8月のラストは体験ダイビングでの締めとなりそうです。

写真はナズマドの主・サザナミヤッコ。最近は馬の背周辺をブイブイ徘徊していて、きっと繁殖シーズンに入ったのでしょう。

天 気    晴れ

風向き     南西の風
風 力    2~3
最高気温   31.7℃

最低気温   25.4℃
注意報/警報   ー

透明度    15m~30m 深場は透明度が悪い

水 温    21℃~29℃ 深場は冷たい・・・

スーツ    5mmツーピース、5mmワンピース


素晴らしい出会い

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

まさか八丈島で出会えるとは思いませんでした。

安全停止中、目の前をふわふわと漂う不思議な物体を発見。
最初はクラゲかな?と思ったのですが、よく見ると――いやいや、これは以前、峯水さんが撮影していたあのヘンテコな深海魚じゃないですか!

テンション爆上がり。TGを持っていて本当に良かった。

正体は「ウキコンニャクイタチウオ」の幼魚。アシロ科に属する深海魚で、幼魚は腸を体の外に突出させる“外腸タイプ”として知られているそうです。

長年潜っていますが、まだまだこんな素晴らしい出会いがあるんですね。
これだからダイビングはやめられません。――まぁ、仕事だからやめられないんですけどね。

天 気    晴れ

風向き     南西の風
風 力    2~3
最高気温   31.7℃

最低気温   25.4℃
注意報/警報   ー

透明度    15m~30m 深場は透明度が悪い

水 温    21℃~29℃ 深場は冷たい・・・

スーツ    5mmツーピース、5mmワンピース


湯かき棒の代わりは?

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

ナズマドは、当たり前のように水温29℃、透明度30m以上の素晴らしい海。
これぞ八丈島って感じですね。

じゃあ八重根はどうかなぁ~と、3本目に行ってみたら…まじヤバかった。

水温25℃、透明度15mのにごにごの海。
まだ冷水塊の残党が居座っていました。

そもそも八重根は流れのないポイント。ここ最近は安定した天気でベタ凪の日が続いているので、水が入れ替わることもありません。

昔のお風呂って、お湯を沸かすと上が暖かくて底に冷たい水がたまるんです。だから湯かき棒でかき混ぜて、ちょうどいい湯加減にしていたものですが――多分、今の若い人は知らないだろうなぁ。
まぁ、そんな現象が今の八重根の海で起きているんです。

もちろん湯かき棒で混ぜるわけにはいかないので、低気圧が一発来てかき混ぜてくれるか、ゴジラが暴れてくれるのを待つしかないですね。(笑)

天 気    晴れ

風向き     西南西の風
風 力    2~3
最高気温   32.7℃

最低気温   24.9℃
注意報/警報   ー

透明度    15m~40m

水 温    25℃~29℃

スーツ    5mmツーピース、5mmワンピース


冷水塊の申し子たち「さようなら」

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

八丈ブルーの海、八丈島。

やっぱり八丈島の海はこうでなくちゃ。

午前の早い時間にナズマドへ行くと、ちょうど潮が止まっていました。まさに最高のコンディション。久しぶりにアビスまで足を伸ばしてきました。水深40m以深には、まだ冷水塊の残党がにごにごと居座っていましたが、その上は八丈ブルーの澄んだ青。そこでただぷかぁっと浮いているだけで、もう気持ちよさは格別です。

写真は冷水塊の申し子、アオスジモンガラ。残党とともにまだ居座っていますが、そのうち姿を消すことでしょう。

ここにいるテングダイの群れも、黒潮にすっかり覆われれば深場へ移動してしまうはず。
今のうちに見ておかないと、しばらく会えないかもしれませんね。

天 気    晴れ

風向き     南西の風
風 力    2~3
最高気温   32.3℃

最低気温   26.2℃
注意報/警報   ー

透明度    30m~40m

水 温    27℃~29℃

スーツ    5mmツーピース、5mmワンピース


黒潮Xデイ

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

今日はナズマド三昧の一日。
一本目は6半のかぶりを着にエントリー口へ。海に入った瞬間「あら、暖かい」と感じるほどで、水温は26℃以上はありそうでした。潮位は依然として冷水塊の影響で下がったままですが、もしかすると黒潮が入ってきているのかもしれません。

そして、ついに黒潮のXデイが今日でした!
水温は28℃、あの黒潮ブルーが戻ってきました。まだ一部には冷水塊の冷たい水も残っていますが、明日にはさらに黒潮が押し寄せ、潮位も上がり、本来の夏の八丈島らしい海に戻ることでしょう。

ここから一週間はハンマーヘッドが期待できそうです。明日はハンマー狙いで行こうかな。

それにしても、今日の三本目は大変でした。激流の北潮で、吐いた泡が上に上がることなく横へと流されていきます。しかも、水温27℃が来たと思ったら次は23℃、「うわ、冷たい!」と感じたかと思えば、再び27℃がやってきて「ぬくい!」となる、忙しいダイビングとなりました。

天 気    晴れ

風向き     西の風
風 力    2~3
最高気温   32.0℃

最低気温   25.9℃
注意報/警報   雷注意報

透明度    15m

水 温    22℃~24℃

スーツ    ロクハン、5mmツーピース、5mmワンピース+ベスト


賢いヒレナガカンパチ

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

今日はなぜかナズマドが時化ていて入れませんでした。
特に時化るような天気ではなかったのですが……。

もしかすると黒潮が冷水塊を押しているのかもしれません。そうだと嬉しいのですが。

ということで、今日は八重根三昧。
水温も透明度もまずまずでしたが、冷水塊と大潮が重なり、午前中は引きいっぱいで上がるのがひと苦労でした。

水温が低めで安定しているためか、アマミスズメダイやキツネベラ、タキベラなど春先に見られる幼魚たちが、再び姿を見せてくれています。
もちろん、冷水塊の申し子・ウスバハギたちも健在。夏の海という雰囲気はまったくありませんね。

さて、今日の写真はヒレナガカンパチの幼魚がカマスベラに寄り添っているシーンです。
ヒレナガカンパチの幼魚は、小さいうちは大きめの魚によく付き従う習性があります。

なぜかというと――。
大きな魚が捕食しようとアタックした瞬間、獲物ではなくその行動に驚いて飛び出した小魚を、横からパクッと食べてしまうのです。

なんとも賢いヒレナガカンパチですね。

天 気    晴れ

風向き     西の風
風 力    2~3
最高気温   32.0℃

最低気温   25.9℃
注意報/警報   雷注意報

透明度    15m

水 温    22℃~24℃

スーツ    ロクハン、5mmツーピース、5mmワンピース+ベスト


冷水塊の体験ダイビング

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

久しぶりの体験ダイビングとなりました。
ポイントはもちろん底土海岸です。現在は冷水塊に加えて大潮の時期で、午後11時頃が最干潮となります。

そのため、潮が引きすぎて階段の一番下まで海水が届かず、総重量20キロの器材を背負って上がるのはなかなか大変です。まずは膝をついていただき、壁側にある手すりにしっかり掴まってもらいます。

あとは私が後ろから思いきり押してサポートするのですが、もしかすると体験ダイビングで一番大変なのはここかもしれません。

黒潮さえ入ってくれれば潮位も高くなり、こうした苦労はなくなるのですが……。冷水塊シーズンの体験ダイビングは本当にひと苦労です。

天 気    晴れ 朝方雨が降って虹がきれいだった

風向き     西の風
風 力    2~3
最高気温   31.6℃

最低気温   25.7℃
注意報/警報   –

透明度    15m

水 温    23℃

スーツ    ロクハン、5mmツーピース、5mmワンピース+ベスト


冷水塊で見られる魚

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

今日は学生さんのボートダイビングのガイドをしてきました。
ポイントは東側の定番「局長浜」と「イデサリヶ鼻」です。

一本目は「局長浜」から。水温は23℃とまずまず。沖の根に着くとナメモンガラがわらわらと集まり、その中にアオスジモンガラがたくさん混じっていました。普段は滅多に見られない種類ですが、なぜか冷水塊のときには出てくるんですよね。
この魚を見ると「あぁ、やっぱり冷水塊なんだな」と改めて実感します。

二本目は「イデサリヶ鼻」。エントリーしてみると、あれ? 冷たくない。水温計を見ると25℃。しかも海もちょっと青みがかっていて、もしかすると黒潮の支流が入ってきているのかもしれません。
このまま黒潮が押し寄せてきてくれるといいなぁ。

写真はトガリエビス。これも普段はなかなか出会えない魚ですが、冷水塊になると姿を見せてくれます。しかも頻繁に見られるので、多分同じ個体なのだろうと思います。
ただ、なぜ冷水塊のときに現れるのかは謎。冷水塊シーズン以外は、一体どこで過ごしているのでしょうね。

天 気    晴れ

風向き     西南西の風
風 力    2~3
最高気温   32.0℃

最低気温   24.8℃
注意報/警報   雷注意報

透明度    15m

水 温    23℃~25℃

スーツ    ロクハン、5mmツーピース、5mmワンピース+ベスト


ぬか喜び

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

今日も終日ナズマド三昧。極寒の17℃ではなく、水温は22~23℃とそれほど寒くなくて助かりました。ほっ。。

ただ、移動するたびに水温が上がったり下がったりするので、ついつい暖かい場所を探して移動してしまいます。

魚たちも同じように暖かい水温を好むようで、水温の高いところに集まって体を寄せ合い、まるで暖を取っているかのようです。ナズマドには湧き水が出る穴もあって、そこは特に暖かいらしく、主(ぬし)たちがみんなそこに避難していました。

さて、この写真を見てください。
このフグを見た瞬間、「ウォーーーー!!! ヤセハリセンボンだぁーーー!!!」と思ったのです。

どうです? ヤセハリセンボンに見えるでしょ。憧れのフグさんです。

でもね、落ち着いて写真をよく確認したら……体色は青くないし、臀びれには黒斑が散在しているし、何より体の棘は不動性。
あれれ、イシガキフグじゃん。ガックリしました。

誰かヤセハリセンボンの生態写真、持っていないかなぁ~。。

天 気    晴れ

風向き     西南西の風
風 力    2~3
最高気温   31.3℃

最低気温   25.4℃
注意報/警報   ー

透明度    15m

水 温    22℃~23℃

スーツ    ロクハン、5mmツーピース、5mmワンピース+ベスト


“Xデー”はいつ??

びんぼう、まんぼう、天気Yahooのお時間がやってまいりました。

今日は午前中、ナズマドはうねりが強かったため八重根に移動して潜りました。
二本目は「そろそろナズマドも落ち着いたかな」と思い行ってみると、なんとか入れそうな海況。
ちょうどそのとき、沖合にはイルカの姿!「これは幸先いいかも」と期待してエントリーしましたが、沖に出るほど水温がぐんぐん下がり、二の根に到着したときにはなんと17℃。キンキンに冷えた海でした。
普段は水深200m前後にいるウメイロたちが群れていたので、「これはニタリが出るかも」と待ってみたものの、じっとしていると身体がしんしんと冷えてきてしまい、泣く泣く退散。

三本目もナズマドへ。今度は水温が23℃と一転して暖かく、まさに日替わり・時間替わりの冷水塊シーズンらしいナズマドでした。

そろそろ冷水塊も終盤のはずですが……さて、黒潮が戻る“Xデー”はいつになるのでしょうか。

天 気    晴れ

風向き     南西の風
風 力    2~3
最高気温   31.1℃

最低気温   25.8℃
注意報/警報   ー

透明度    15m

水 温    17℃~23℃

スーツ    ロクハン、5mmツーピース、5mmワンピース+ベスト