今日は魚を研究している学生さんたちのガイドでした。 ひとりはミヤケヘビギンポとセグロヘビギンポを研究している女子学生、もうひとりはハゼ全般、特にアワセイソハゼの仲間を研究している男子学生の二人がダイビングに参加。そして潜りはしませんが、キントキダイの仲間を研究している男子学生も同行して、三人組での来島です。 この子たちと話していると、魚の名前を出してもすぐに通じて、その魚について会話できるのがとても楽しいです。 そんな同行の男子学生が、浅場でとんでもなくレアな魚を見つけてきました。 私も初めて見ました。もちろん八丈島では初記録で、もしかすると北限記録かもしれません。あるいは新種の可能性もあります。これは帰ってから詳しく調べてもらうことにしましょう。 で、こちらがその魚。「スナハゼ科スナハゼ属のスナハゼ」です。 ハゼ科に近い種類で、砂の中に潜り、頭だけを出しているんだそうです。生態写真を撮りに行きたいところですが、カメラを水に浸けられないほど浅い場所にいるので、ちょっと無理かもしれませんね……。