来年の海外ツアー

今年の夏は体験ダイビングが多いとか、台風が多いとか、暑いとか、寒いとか、いろんなことを言ってるうちに、もう来年のことを考えなくてはならない時期になりました。いつも行っている2月の建国記念日を含んだ5日間、旅行会社の方に打診したら、もう飛行機が混み合っているので早くしてください!と言われ、現地のダイビングサービスの方にも、もう混み合っているから人数だけでも教えてください!と言われてしまいました。

さて、肝心の行き先ですが・・・

来年の2月はパラオです!

パラオ、久しぶりだなあ。
人数が集まらないと私は行かれないんですけど。行けば9年ぶりかしら。一生懸命壁に張り付いて小さなベニハゼだのハナダイだのを撮っている人の後ろを、ダイバーの群れ一緒に人間より大きなサメが普通に通過していくのが印象的でした。サメの写真は1枚だけ撮ったかな。
パラオでは、ベニハゼの種類が多いので、いったん壁に張り付いたらドリフトすることもなくあっと言う間に1時間が過ぎてしまいます。

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今度行くとしたらTG-3だから、気軽にバンバン撮れちゃうな。
興味のある方はご連絡くださいねー。

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海からの眺め

今月は、八丈島に来て最高記録ではないか? と思うほどボートダイビングが続きました。
毎日ボートダイビングが続くと、船上の日焼けで真っ黒になり、タンクの上げ下ろしで二の腕が一回り太くなります。
同業者と顔を合わせると、みんな日焼けして、日本人に見えません。きっと自分もそうなってるんだろうなあ…と思いつつ、日焼け止めを塗ったり帽子を被ったりムダかもしれない努力をしています。

でも、30m以上の透明度をほこる黒潮ブルーの海の中で、ぼんやりと安全停止をする時間は、なんだかとても癒されます。この時だけはタンクもかついでいるのも忘れ、ふわふわと空を飛んでいるような気になります。

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何に使うの?

子供の頃、「人間の身体には、必要ないものなんてついてないんだよ」的なことを教わりませんでしたか? 例えば、まゆげ、まつげ、髪の毛、うぶげ、爪など、それぞれにちゃんと存在理由があって、なくなると困るものなんだって。特にまゆげやまつげがちゃんと瞳を保護してくれているんだって知った時には、感動したりしていました。で、人間の身体だけじゃなくて、動物の身体も、みんなそうなんだと思っていました。だって、そりゃそうですよね。今生きている生き物全て、ものすごく長い年月の間、熾烈な生存競争に勝ち抜いてきたわけですから、ある意味最も研ぎ澄まされた形をしているはずですもの。

それでも、水中では、これは何のためについているのかしら? と不思議に思う姿によく出会います。
例えばヒゲ。
ヒメジは2本のあごヒゲを使って砂の中のエサをかきだしていますが、ヘラヤガラの1本ヒゲ、テングダイの短いあごひげ、そしてゴンズイやイタチウオの堅そうなヒゲは何に使うの?

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アンテナや検知器のような役割をしているのかな?

そう言えば、ネコのヒゲはなくてはならないものだけど、犬のヒゲはカットしちゃっても構わない…というのも、なんだか不思議。
犬のヒゲは無用のもの?

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まわし者ではありません。

ファンダイビングと比べて、体験ダイビングは予約が直前に電話で入ることが多いです。
当然、既にご予約が多く、承れないことがあります。
「すみませんね~。その日はもういっぱいなんですよ。また機会があったらヨロシクお願いしまーす。」
ガチャン(受話器を切る音)
これが普通なんでしょうか?

こちらでは
「○○ダイビングに最初電話したんですけど、そこがいっぱいで、レグルスなら空いてるかもしれないって電話したんですけど…」
と、同業者のご紹介で電話してくださる方が少なくありません。

つい先日も、そんな電話がありました。
しかし残念ながらレグルスも既にいっぱいでした。
また別の場所を紹介して、そこもまたいっぱいだったら、かわいそうじゃないですか。
なので、30分後にまた電話しますから・・・と言って、こちらで空いているショップを探してあげました。
お客様、ものすごく感動してましたよ。
「八丈島ってすごい!! なんでそんなに親切なんですか!?」って。
八丈島に来る前から、かなりポイント稼げてると思います。

今日も体験ダイビングのお客様がいらっしゃいました。
予約は昨日、その皆さんが止まっている宿泊施設からのご紹介。
ダイビングが終わったあと、ランチに行く場所が決まっていないというので、お勧めの店をご紹介しました。
島寿司食べるなら予約して行った方が良いですよ~とアドバイスしたら、即電話。
その皆さんからも「八丈島の人って、どんどん紹介してくれてるんですね。なんか、すごい!」と喜ばれました。

紹介して下さるところは、普段から仲良くお付き合いさせて頂いているショップや宿泊施設です。
お勧めしている店は、自分が行って、本当に美味しいと思ったところです。
下心も何もナシ。

こういうところって、八丈島の良いところとしてアピールしたいんですけど、なかなか伝わりにくいですよね。
団体ツアーとかで来ちゃうと、遭遇しないだろうし。

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写真はいつものTG-3で撮りました。
ホントに、コンデジでは撮れないと思われていたタイプのサカナですが、TG-3なら撮れるんです。
で、こうやってやたらとTG-3の営業してますが、オリンパスからは一銭ももらっておりません。

お勧めしているのは、自分が良いと思ったものだけですよ。

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著者サイン

一時期、図鑑を買いあさっていた頃があり、一部はPDF化するなどだいぶ整理したのですが、まだずいぶんと本棚を占拠しています。一番よく使っていたのはヤマケイの「海水魚」ですが、使い過ぎてボロボロになり買い替えてもまたボロボロになり、今ではあまり使わなくなってしまいました。手元に残っている図鑑の中で、一番ボロボロになっているのが Reef Fish Identification – Tropical Pacofic。今ではこれもPDFにしてあるのですが、以前は海外ツアーの時にも持って行っていたので、へにゃへにゃになってしまっています。バラバラになっていないのは製本がしっかりしているからなんでしょうか。

海外ツアーへ行った時だけでなく、便利なのが海外からのお客様を迎えた時。日本語の図鑑を見せるよりも、英語で書かれたものを見せた方が、断然喜ばれます。水中で紹介する時も英語の方がわかりやすいので、代表的なものだけは覚えておくようにしているんですよ。

体験ダイビングの場合、浅いところで一番に目に付くヤマブキベラ。
色合いが派手なだけでなく、ダイバーが巻き上げた砂の中の甲殻類を狙ってついてくるので、何も知らないダイバーからは「人懐っこいおサカナだわ~♫」と思われています。このサカナの英語名が、sunset wrass = サンセットベラ。山吹も良いけど夕陽もステキ。

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この私にとっては座右の銘のような図鑑の著者が、兄弟子のコンカラーのところに潜りに来ているというので、ミーハーな私はサインをもらいに行っちゃいました♪ とっても気さくなおじさまで、ご夫婦で心からダイビングを楽しんでいらっしゃるご様子。

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さらにミーハーな私は一緒に写真まで撮ってもらっちゃったりしたのですが、それは秘蔵写真ということで。
ふふふ。
これで著者サイン入りの本が、また1冊増えました。

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